おとぎ話の街、コルマール宿泊記②

コルマール、観光日。

中心街から、約6km離れたホテルに泊まっていた私は

今日こそ、バスを使って中心街に行くぞ!

と意気込んで時刻表を見たのはいいものの、

最寄りのバス停から出るバスは日曜日のため運休だった。

 

しょうがないから、街まで歩くことにした。

大丈夫、今日は昨日と違ってスーツケースを

持っていないから早く、軽々と歩けるはず!と信じながら。

 

街に行くためにホテルを出て、林に入ると、

ザワザワと何かが動いているような音が聞こえる。

昨日は歩いた時は、スーツケースを引く音の方が

大きかったから気が付かなかった。

何か出て来たらどうしようと突然怖くなった。

子供たちが乗っているバスが通ったり

一人地元民とすれ違ったりすると

「この子なんでこんなとこ歩いてるの」って

怪訝な顔して振り返ってくる。

私だって、ここを歩きたくて歩いている訳じゃないっ!

って思いながら、歩くこと25

林をぬけて住宅地に入った時の安心感たるやない。

 

住宅地に入ると公共バスがちらほら見えて

ホテルに帰る時は、近くまで帰れるバス

絶対に見つけようと心に誓う。

 

歩き始めて1時間、やっと中心街に着いた。

 

街に着いたら迷わずLa Petite Veniseに直行した。

私はこの景色を見たいがために、この街に来たのだ!

La Petite Venise

 

1時間歩いた苦労がどうでも良くなるくらい綺麗だった。

 

他にも、ハウルの動く城のモデルとなった建物や

 

美女と野獣のベルが住んでた街に似た風景があって

歩いているだけで可愛くて楽しかった。

 

街中には沢山の花が咲いていたせいか

蜂がいて怖かったがフランス人は全然気にしていなかった。

カフェで小さな女の子が飲んでいるコーラに蜂がとまった時も

彼女は、落ち着いていて、飲む際にスマートに蜂を逃していて

虫に対する教育すごいなと感動した。

 

日曜日、沢山の観光客がいたのに結構お店が閉まっていた。

夏の間は多くの観光客が来て、暑いから水を買ったり

近くの公園でピクニックする人とかいそうだから、

モノプリ(フランスのチェーンスーパー)くらい営業

していても良いのに、閉まっていた。

公共バスの本数も少なる。

街を歩きながら、

え、この街、全然稼ぐ気なくない? って何度か思った。

 

でもそれと同時に、

とことん自分の時間(休日)を大切にするフランスのスタイル

素晴らしいなと思った。

 

コルマールのオンシーズン、クリスマスはまた違った可愛い街になるんだろうと、また訪れたい街の一つになった。

 

海外旅行持ち物リストを作成してみたので良かったら是非🌸

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おとぎ話の街、コルマール宿泊記①

パリから電車で約3時間半

ハウルの動く城』や『美女と野獣』の舞台で知られ

ドイツとの国境近くに位置するフランス北東部の村、コルマール

 

 

数年前、twitterで一度La Petite Venieの写真を見てから

こんなおとぎ話のような景色が現実の街に存在するのかと

いつか行ってみたいと思っていた街だ。

 

コルマール行きを決めて、一番苦戦したことはホテル探しだった。

 

旅行を出国の前日に決めたこと(コルマール宿泊4日前)

最繁忙期はクリスマスシーズンのためホテルが全稼働してないこと

フランスの3連休と被ったこと、の3つの要因で

中心街では一泊5万円以上する部屋しか空室がなかった。

 

一人旅だったし

出国の前日に、「明日から10日間ヨーロッパに行こう」と

決めたので一泊に5万円以上かける必要も、金銭的な余裕もなかった。

 

複数のホテル予約サイトを見始めて2時間、

中心街から5.7km離れた Hotel Ladhof 1万円程で予約した。

コルマール駅からホテルまでは、タクシーに乗るか、ギリギリ歩ける

距離(Googleマップでは駅から1時間10分)だと思った。

(途中で、中心街に一泊1万円位の部屋を見つけたのに

個人情報を入力している間に、誰かとの予約と被って

予約出来なかったときはコルマール行くのやめちゃおうかと思った。)

 

コルマール駅に到着したら一番にタクシー乗り場を探した。

駅を出てすぐ左手に見つけたのに、先客がいた。

次のタクシーが来なさそうだったので

駅前に出ていた市バスの案内板とGoogleマップと睨めっこして

ホテルの近くまで行きそうなバスを見つけた。

でも、Googleマップにはバスの経路が出ていない。

フランス語もわからないし、乗り方もわからない上に

私は生粋の方向音痴だ。

万が一、全然知らない所に辿り着くリスクを考えて、バスを諦めた。

 

結局、チェックインまで時間があるし、歩いてみることにした。

 

開始10分で即、失敗したことに気がついた。

 

駅から10分歩けば、公園を通過して、コルマールの中心街に入る。

中心街は、石畳だ。スーツケースを引きながら歩くと音が鳴り響く。

石畳を傷つけるなと怒られるのではないかと思うくらい注目を浴びる。

たまに、スーツケースを浮かせながら歩いたり、

「大丈夫、昔は馬車だって通っているはずの場所だ、これくらいで

石畳は傷つかないから堂々と歩いていいはずだ!」

と自分に言い聞かせながら歩いた。

中心街を歩き始めて20分、なんとか石畳を抜けて、

コンクリートで道路が整備された住宅街に入ったのは束の間

15分歩いたら、林の中を一人歩くことになり

「本当にこの先にホテルがあるのだろうか」と不安で泣きそうになった。

この奥の林を通って、、、

駅から歩き始めて約1時間半、ホテルが見えてきた安心感は半端じゃなかった。

Hotel Ladhof

ホテルに入って受付のお兄さんに

ここまで駅から歩いてきて大変だったことを伝えたら

なぜかGoogleマップにはまだ反映されてないけど、

バスがあるよと教えてくれた。

駅前の掲示板で見たあのバスだった、、(乗ればよかった、、)

 

飲み物が欲しかったので、スーパーは近くにあるかと聞いたら

隣町だと言われ、絶望しかけたけど、バスですぐだよ!と

親切にもバスの地図と乗り方を教えてくれた。

 

恐る恐る乗ったバスの中には液晶モニターがあって、

経路を表示してくれていて安心した。

 

バスに揺られること数分、ショッピングセンターのような所に到着した。

コストコとかでたまにする、ザ海外の匂いがして、テンションが上がる。

Center Commmercial Shop’in Houssen

スーパーでお目当ての飲み物と出来合いのサラダパスタと

ベーカリーで明日の朝食用にパンをゲットした。

 

帰りは自信を持ってバスに乗ったら

隣の席のお婆さんに大きめの声で話しかけられた。

フランス語が出来ないことを悟ってもらおうと

無表情でお婆さんを見つめていたら

コンポン(understand)みたいな言葉が聞こえたから

Je ne comprends pas!

(フランス語の授業を3ヶ月だけ受けて唯一覚えていた言葉、「分かりません!」)

って叫ぶように言ったのに、

私はフランス人だけど、何人?何語を喋るの?って話し続けられて

嘘〜!今フランス語分からないって言ったばっかじゃん!って思った。

 

話しかけてくれた人はお喋りな人なだけで、悪い人ではなかったけど

私がフランス語を話せないからバス停に着いた時にはもう疲労困憊だった。

 

けど、歩かなくていいのはやっぱり楽だから

明日は歩かずにバスで絶対に街に行こうと決意して眠りについた。

 

 

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コルマール市内 交通事情

クリスマスマーケットや『ハウルの動く城』、『美女と野獣』の舞台で知られる

ドイツとの国境近くにあるフランス北東部にある村

コルマール交通事情について共有します

(20228月時点)

 

1.タクシーは事前予約不可!

タクシー乗り場は駅(Colmar Gare)を出て左手にありました!

台数は少ないです。タクシーでホテルに向かう予定でしたが、

タクシー乗り場にいたタクシーが丁度行ってしまいホテルまで1時間半歩きました、、、

 

また、タクシーの事前予約は原則できないようです。

(ホテルのカウンターでお願いしようとしましたが

タクシー需要が供給を上回り過ぎて、乗る直前に

電話して呼ぶしかないと言っていました。)

タクシーに乗りたい場合は時間に余裕を持って行動することをお勧めします。

 

2.バスの利用について

現在Google Mapでは表示されませんが

コルマールにはなんと便利なバスがあります。

Trace Colmarの路線図

バス会社のHPはこちら

trace-colmar

https://www.trace-colmar.fr/fr/se-deplacer/plans/plans-du-reseau-trace/

フランス語サイトしかありませんが、サイト上で分からなくても、

駅を出るとすぐに停留所とバス経路、時刻表の看板がありましたのでご安心ください!

 

駅からも数本、中心地theatreに向かって出ていますし

theatreを中心にバスが村全体に広がっているので

ホテルに向かう際や移動に便利です!

中心街は基本的に石畳なので、スーツケースを引いて長時間歩くのは

結構体力を要します。

 

バスは11.5€で、バスに乗ってお金を運転手に渡すとバスチケットをもらえるので

すぐ近くの機械に差し込んで刻印されればOKです。

バス内にはモニターがあり、現在地と停留予定地が表示されるので、安心です。

 

とても美しく、パリとはまた違った魅力のある素敵な街なので、是非行ってみてくださいね。

ヨーロッパ旅行 換金・決済事情

2019年以降、3年ぶりにヨーロッパに行きました。

旅行時の決済情報についてお伝えします。

1.クレジットカード(コンタクトレス推奨!)は2枚以上持っていくのがおすすめ

VISAMasterがどこの店・ホテルでも利用できると思います。)

日本でもキャッシュレスの流れが加速していますが

ヨーロッパはちょっとした買い物でもカード決済をするが主流です。

 

また、コンタクトレスカードが圧倒的に便利な印象だったので、

可能であればコンタクトレスが良いと思います。

(その分、盗難にあった際に悪用されるリスクが高くなるのは、免れないですが

 

2.現金(換金)について

基本的に、現金は少なすぎるくらいで大丈夫です!

私は成田空港で200€換金してしまいましたが、現金を使うタイミングに苦労しました。

810日で必要だった現金は10€程でした。

(現金が必要だった場所:

コルマールの中心街から6キロ離れたホテルの宿泊税・街バス)

 

換金より、万が一、盗難に遭っても帰って来れるように対策をすることに注力したほうが安心かなと思います。

 

私は対策として4点準備しました!

◉パスポート(写)を用意

◉メインと予備用のお財布を用意

(一人旅の方は、同行者にお金を借りる手が使えないので

資金は2つに分散して持っていくことをお勧めします。)

◉ホテルや飛行機を含めブッキング情報を紙媒体で持っておく

(プリントアウトするか手帳にまとめておく)

◉それぞれの大使館の場所を調べておく

 

 

海外旅行持ち物リストを作成してみたので良かったら是非🌸

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海外旅行 データローミングについて

201911月以来、初めてヨーロッパ旅行をした際

初めてのデータローミングに挑戦しました📱

 

どうしても高額でややこしいイメージがあったので

今まで避けてきたのですがコロナで非接触が進んだのと

キャッシュレス決済の2段階認証があり

どうしてもSMSの受け取りが必要なシーンがありました。

 

◉実際にローミングをしたシーン

観光スポットのチケット購入時

スマホQRコードを読み込み、スマホ決済でチケットを購入(カード決済の2段階認証でSMSで暗証番号を受け取らなければ決済完了にならなかった。)

 

eurailpassの席予約チケット購入時

列車移動時は、長距離以外、基本は利用日当日に列車がキャンセル・遅延しなさそうなのを確認して、席予約チケットを購入していました。

この時もカード決済の2段階認証のためSMS受け取りが必須でした。

 

パリのバスチケット購入時

私はバス自体を利用しなかったのですが、SMSを通じて購入するのが主流になっているようです。

 

◉使用してみて、、

携帯の契約にもよりますが、安価で意外と簡単な印象でした。

 

8日間で必要な時だけ5回程、データローミングオンにしましたが

請求は32円でした!

 

◉使用方法

携帯のご契約や操作方法を事前に確認しておくと安心です。

データローミングをオンにすると12分で利用開始のSMSが届き

(ここですぐに不安にならないで、2分くらい耐えましょう🥺

無事使うことができました。

 

ソフトバンクのデータローミング設定サイトはこちら

機内モード解除後の設定方法です✈️

https://www.softbank.jp/support/faq/view/11080

1回やって、慣れてしまえばすごく簡単ですので、是非使ってみてくださいね!

航空券を姓名逆にして取ってしまった結果…

20228月にヨーロッパに旅行した際

姓名逆にして航空券を取ってしまいました、、

エクスペディアで予約したのですが、最初のアカウント登録の際に

逆に入力していたようです。

(割と発生してるようなので、航空券を取る前に一度アカウント情報

確認しましょう‼︎)

さあ、飛行機に乗れたのでしょうか。

 

結果から言うと、行きも帰りも問題なく乗せてもらえました。

危なかった、、

(航空会社やその時の状況によっては乗れないこともあるようです。)

 

出国日当日、成田空港のチェックインカウンターにて

姓名逆の状態で予約していることが発覚

本当に血の気が引くような気分でした

私の約40万円がドブに落ちるかと

(航空券+ホテル、保険、その他事前予約分)

 

因みに航空券の詳細は

往路 エバー航空 

成田台北(トランジット)パリ シャルル ド ゴール 

 

復路 エアーフランス 

コペンハーゲンパリ(トランジット)成田

 

エバー航空のチェックインご担当者にご指摘いただき

名前ではなく、チケット予約番号で

予約照合・搭乗予定の便の搭乗担当者の方に連携いただき

ボーディングパスを発券してもらいました。

(ボーディングパスさえ発券してもらえればこっちのものだ🤩と思っています)

 

その際に、

帰りの搭乗券も誤っているので

エアーフランス社に問い合わせることを推奨されたのですが

出国してからインターネットで問い合わせればいいや〜😉

 

と呑気なことを考えていました。

名前に関しては、インターネット問い合わせではなく、

電話問い合わせ窓口のみで、、

離陸前に問い合わせしなかったことを後悔しました。

国際電話をすると、かなり電話代が掛かるだろうと、

問い合わせを諦め、飛行機に乗れるか乗れないかは

運に任せることにしました。

 

運命のコペンハーゲン空港エアーフランスのチェックインカウンターでは、

インターネットで事前に本人確認の書類を提出済だったことも手伝ってか、

名前に関しては何も言われずに搭乗券を発行してもらえました。

良かった、、、

(日本の水際対策のため、コロナ陰性証明書の確認等があり、

チェックインはインターネットだけで完了せず、

カウンターに来るように指示がありました。)

 

今回は運良く往復ともに飛行機に乗れましたが、

航空会社によっては搭乗できない場合もあります。

正直、旅中ずっと予定通り飛行機に乗れるか不安でした。

航空券だけは、複数回事前確認・問い合わせをすることをおすすめします😮‍💨

期待してるよ の 本当の意味

「他人に期待しない方が良い」というのを最近よく聞く。

期待するから、期待通りの結果が得られなくて
がっかりしたり、怒っちゃったり、
勝手に裏切られた気分になって、傷ついちゃう。

私は、期待されるのも苦手だった。

大学の教授にレポートを出す時
仕事で結果を求められている時…

「期待してるよ」って言われる度に

相手の期待に応えたい気持ちと
私は期待される程の人間ではない という気持ちと
失敗したら、もう2度と求めてもらえないかもという気持ちで

プレッシャーと自己肯定感の低さと
失敗したら期待してもらえなくなるという不安を一気に感じる
この言葉が嫌いだった。

この言葉をよく掛けてくれたカリスマ上司が側にいなくなり
自分の決めたことが正しいのか、間違っているのか悩んだ時に
誰にも相談できなくなって
初めて気がついた。

「期待しているよ」は
貴方が今何をして、何をしようとしているかを理解して、
貴方ならできると、信じてくれていて
何かあったら、相談しに来て良い という意味だったということに。

この言葉を掛けられたときに、目を向けるべきなのは、
自分の内側の負の感情じゃない。
結果を案ずることでもない。

大丈夫だと応援してくれるその人を信じて、前に進めば良いだけだ。

だから私は、自分にも、他人にも、期待する人でありたい。
自分自身や身近な人を、理解して、信頼して、守れるようなそんな人間になりたい。